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News & Topics

學生納付金について

2021年3月12日

學生のみなさま、保護者のみなさま

南山大學 學長
ロバート?キサラ

2021年も3月に入り、新年度の準備を進める時期になりました。昨日3月11日、2021年度春學期納付金引落通知を皆様に発送致しました。大學の學生納付金制度の趣旨や考えについては、昨年9月にもお知らせしましたが、ここに再録させて頂きます。

授業料や施設設備費等で構成される學生納付金は、一般に「教育役務の提供等、在學契約に基づく大學の學生に対する給付の対価としての性質」を有するものと説明されています(最高裁判決平成18年11月27日)。そして、その「教育役務の提供等」の內容は、具體的には、學生たちに「ディプロマ?ポリシー」(學位授與の方針)に掲げられている能力を身につけてもらうため、同ポリシーのもと作成された「カリキュラム?ポリシー」(教育課程編成?実施の方針)に従い編成されている授業科目を履修し、學位課程を修了させることだといえます。これに対する対価が學生納付金で、このような総合的な教育プログラムを提供するための経費であります。従って、授業料というものは、各授業科目の積み上げで構成ないし計算される性質のものではありませんし、施設設備費も、単なる利用料としての費用でもありません。

(中略)

施設設備費には、現在の勉學環境を整える費用という性格に加えて、將來の勉學環境を整えるための費用という性格もあります。『南山大學五十年史』によれば、本學は、南山學園の創立者ライネルス神父や初代學長のパッヘ神父がご苦労をされ、神言會やローマ教皇庁の支援を受け、設立されたとあります。そして、1964年には、アントニン?レーモンドが設計した現在のキャンパスに移転しています。こうした施設、設備の整備には、前述の支援が大きな力になっています。半世紀余を経て、そのキャンパスも再整備をする必要が生じ、本學は、レーモンド?リノベーション?プロジェクトとしてその再生事業を実施してきました。名古屋キャンパスと瀬戸キャンパスのキャンパス統合工事と一緒に実施した関係上、整備事業そのものは、2013年度から2020年度にわたっています。前半4年間が主にキャンパス統合の、後半4年間が主にレーモンド?リノベーション?プロジェクトの工事といえますが、工事費としては、全體で200億円弱ほど要しています。

この工事費には、従來から積み立ててきた基金および私學事業団からの借入金をあてています。後者の借入金については、すでにその返済が始まっています。これらも、施設設備費によってまかなうことになります。従來からの積み立てとは先輩たちの、また事業団への返済とは後輩たちの、それぞれ施設設備費があてられます。學生納付金を主たる財源とする私立大學では、こうした方法により、自らの施設?設備を充実していくほかありません。もちろん、その都度、獲得可能な補助金等については絶えず申請を行っていますが、これが基本の形となります。私立大學の施設、設備は、30年、50年といった長い時間軸で考えていかなければならないものです。

以上の説明は、當然のことながら、今回の學生納付金についても當てはまります。學生の皆様、保護者の皆様には、私立大學の有するこうした構造を是非ご理解頂き、南山大學の教育の質を維持するための、長期的な視野に立ったお力添えを賜りたく、あらためてここにお願い申し上げる次第です。

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